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(出版社紹介文を引用)
身を守るほど簡単なことはないよと
下着のなかのインターネットが言う
(「通知センター」)
いま、目と耳をひらき、確かめ、移動することをふたたび覚え直すかのように。直感と論理のあいだを水や光のようにやわらかく行き来する言葉の新鮮な選択と接続。そして自由。ここでは見慣れたはずの日常は、まだ呼び名を持たない真新しい街へと変わる。そのかけがえのない瞬間に届く、詩という未知からの通知とともに。
――峯澤典子
日々の暮らしと、いくつかの街。記憶と身体はしずかに移動をつづけ、あらたな叙景に物語がやどる。待望の第1詩集。装画=まちだリな、装幀=戸塚泰雄
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著者:のもとしゅうへい
装幀:戸塚泰雄
装画:まちだリな
初版:2024年8月
四六判並製 / 112ページ