
祝福、言祝ぐ――「人間に見つめられること」は、鳥たちにとって本来有益に働くことのない出来事だ。
ミソサザイ、ハシブトガラ、ナベヅル、……冬になれば飛来するカモたち。旅をして/あるいは旅をせずに鳥を探した日々について。
鳥たちと生息地を同じくする人間として「見ること」の功罪を問うネイチャーフォトライティングエッセイ集。
収録エッセイ
ミソサザイのクソデカボイス
メスのいない世界 あるいはバードウォッチングにおける存在の消去
鳥たちのおくりもの
翼ある日々へ
リソグラフ印刷による写真を多数収録。
誌面デザイン・装丁は日々詩意匠室室長岩崎美空
(以上、版元紹介を引用)
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著者:孤伏澤つたゐ
発行:日々詩編集室
初版:2025年3月
仕様:A5版/リソグラフ印刷/104ページ